ハイブリッド米の父 逝く

湖南省長沙市で5月22日(土)“ハイブリッド米の父”として塩害に強いイネの改良に貢献した袁隆平氏が、91歳で亡くなりました。同氏はハイブリッド米を長年にわたり研究し、1974年に世界で初めて大規模な応用が可能な優良品種「南優2号」の開発に成功、米の収穫量を劇的に増やしました。

2010年、新潟市食の国際賞第1回の佐野藤三郎特別賞を受賞している同氏は、中国においても中国国家最高栄誉勲章「共和国勲章」を受章しています。訃報に中国全土が悲しみに包まれました。ご冥福をお祈りいたします。(池田)