完全自動運転タクシーに乗りました

北京で自動運転タクシーに乗れるという情報を得て、事務所スタッフと試乗してきました。てっきり無人タクシーだと想像していましたが、運転席には人がいて、ちょっと拍子抜け。運転手に聞くと「外観は良いが、車内撮影はダメ!私語もダメ!」と厳しい一言。車内では、運転手はいるもののハンドルも握らず、ただ乗車しているだけ。することと言えば、他車に注意を促すためのクラクションを鳴らすほか、時折モニターを操作していて、今後の改善点を入力しているようでした。

後部座席には、360度上から俯瞰して自車周辺を見渡させるモニターがあり、信号機の色や歩行者・バイクを含めて全て画面で状況把握できており、非常に安心して乗車できました。

乗車エリアは北京市郊外の広い道路で人も車もさほど混雑していないエリアだけですが、40分ほど乗車して、平日試験運行割引価格で約360円!こういった所であれば十分安全を担保しながら走行できると感じました。現在、完全無人タクシー走行も始まったようです。機会をみて乗車したいと思っています。(荒井)