中国の生活事情について

赴任して早1年半以上経過しました。生活に慣れてくると同時に日本との違いについても見えてくるようになりました。ここで生活の基本的な衣食住の価格などを中心にご紹介します。

①キャッシュレス化が完全に浸透しています。現金を見ることはほとんどなく二次元コード決済が不可欠です。私も含めてこちらでは財布を持っている人はほとんどいません。飲食の割り勘も翌日WeChat Payで知人に送るだけで非常に便利です。お賽銭やホームレスも二次元コード決済です。

②公共交通は市が運営しており格安です。バスは20円~、地下鉄は60円~。シェアサイクル(民間運営)30分30円~。

③一般的な食材は安いです。野菜や果物も(米1キロ200円、ネギ2本で30円、ブドウ250円など)日本より格段に安いです。しかし、外食は日本の価格と大差ありません。

④衣料品はネットや地元店で買うとかなり安いものが多く、様々なブランド品がありますが、真贋は不明です。ユニクロは中国の方が高いです。服や靴など海外メーカーブランドの商品もとても高くて手が出ません。

⑤北京の家賃は東京の1.3倍くらいと言われており、新卒の社会人が部屋を一人で借りるのは難しいので、複数人でルームシェアをしないと借りられないとか。通勤も東京同様、非常に遠方から通う方が多いです。

その他、ぜいたく品や遊興費、外国の食材・日用品などの輸入品は相当高いです。

生活するうえで必要最低限のものは安価で、それ以外は日本より高額なものが多い、という印象です。(荒井)