紙製の切符は38年の歴史に幕
現在北京地下鉄運行されている5つの線路では、6月9日から全面的に自動改札システムを導入し、38年の歴史を持つ紙製の切符はその役目を終えた。
9日の朝、北京地下鉄1号線、2号線、5号線、13号線、と八通線では全面的に自動改札システムの使用が開始された。乗客は改札を通る際に、「一卡通」(イーカートン)カード(公共交通カード:北京市内の公共バス、地下鉄等で利用できる。JR東日本のSuica等と同様。クレジット機能はない。)をかざして自動開閉扉を通り、出場する際にもう一度機会にタッチする必要がある。「一卡通」を持ってない乗客は片道の切符(カード)を買ってかざす。片道のカードのみ回収口に差し込む。
今後開業する、北京地下鉄10号線、オリンピック支線、と空港支線も自動改札システムが導入される。空港支線が単独的に価格体制を実行する以外に、他の線路は続けて2元の料金体系を実行する。
初日は93の駅で3300名の案内担当者が乗客に対して自動改札の案内と説明を行った。
紙製の切符は8日、午後11時に地下鉄2号線西直門駅で販売された最終列車のものが最後となり、3人の市民が争って最後の一枚を買い求めた。