3月23日にハルビン師範大学で「新潟杯」スピーチコンテストが開催されました。これはハルビン市の6つの大学から日本語を学んでいる10名の大学院生が推薦され、事前に準備したテーマスピーチと直前にクジ引きでテーマが決まる即興スピーチの合計点を競う大会です。今年は、新潟市ハルビン市の友好都市提携45周年を記念して「新潟杯」と名付けて開催されました。私も審査員として参加させてもらいました。
10名の参加者の日本語は、発音やイントネーションも流暢で非常に聞き取りやすく想像を超える実力で大変驚かされました。10名全員がこれから日本で生活することはもちろんすぐにでも即戦力として就職できるほど高いレベルでした。会場には約200名もの日本語を学んでいる学生が来場しており、こんなにも多くの学生が日本語を勉強していると知り、嬉しく思いました。優秀者には本市から賞品を提供いたしました。
参加した学生は、卒業後さらに進学や就職など様々な進路に進むようですが、日本・新潟市との友好の架け橋の一翼を担ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
(荒井)