2008-10-01 報告:新潟-済南(山東省)第2回チャーター便

10月1日、昨日までの寒さがうそのように汗ばむ一日となった日、新潟空港からのチャーター機が済南空港に舞い降りました。新潟からの第2回済南チャーター便一行40人の到着です。一行は済南に一泊した後、泰山(中国一の名山)、曲阜(孔子の故郷)へ向かういわば地元組、そして北京、瀋陽組の3班に分かれて出発しました。聞けば北京へは高速鉄道での旅とのことです。車窓から眺める中国は実に雄大、4時間半の首都北京までの旅は貴重な体験です。また、瀋陽までは飛行機でわずか1時間10分のフライトとのことです。済南空港からの国内航空路線はこの他75路線あり、高速道路なども含め、国内交通機関が発達した都市であるということを改めて認識しました。
一行とともにチャーター便で済南市を訪問した新潟市代表団は、中国での少年層に対する社会教育の状況などについて視察を行いました。済南市婦人児童センター・少年宮では、大勢の子ども達が様々な教育コースで真剣に学んでおり、それを見守る親たちの姿も多く見られました。中国ならではの二胡演奏や太極拳のほか、珠算、書道、舞踏、ファッションモデル養成などの教室もあり、4歳位の低年齢の子どもも少なからず含まれていたのが驚きでした。今後も済南市をはじめとした中国の各都市との交流が様々な機会をとらえて推進され、一層の相互理解が深まることを願っています。