7月11日(水)から14日(土)までの4日間、四川省綿陽(めんよう)市で開催された日中地域間交流推進セミナーに参加しました。本セミナーは、日中それぞれの地方政府関係者が一同に会し、意見交換を行う場として、自治体国際化協会(クレア)北京事務所が毎年中国各都市で開催しているものです。
今回のセミナーは、テーマを「新産業創出と企業誘致による持続的な発展について」と題し、日中それぞれの地域の取り組み事例・施策が発表されました。日本側からは、長野県須坂市、兵庫県神戸市、福島県、愛知県が各地の産業政策や投資環境を講演しました。
綿陽市は、人口約483万人の、四川省では成都市に次ぐ大都市で、「中国西部の科学都市」の異名を持つ中国屈指の研究機関が集中する都市とのこと。中国に長く駐在する日本人にとってもあまり耳にすることのない都市名のようですが、中国の科学技術の発展を支える重要な都市のひとつのようです。(大泉)