北京に大規模黄砂が襲来

3月15日、北京市内で黄砂警報が発令されました。今年最大範囲、最強の黄砂が北京市を覆い、同日午前中にはPM10平均濃度が1立方メートルあたり1000マイクログラムを超えたとのことで、ここ10年で最大規模の黄砂襲来となりました。この黄砂の発生地は主に内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区などで、今年は雨が少なく気温が高いことから地表が乾燥したことが、一つの大きな要因とのこと。日本にもかなりの影響を及ぼした近年まれにみる黄砂襲来でした。