中秋節の過ごし方

中秋節は旧暦の8月15日、中国国民の愛着度からみれば、春節に次ぐ重要な節句です。

中国では、中秋節の前日までに「月餅」を親しい人やお世話になった人に贈り、感謝の意を伝える習慣があります。中秋節に月餅を食べるのは、月と密接な関係があり、農耕社会の人々は豊作を祈るため古くから月を崇拝する習慣があるからです。秋分の日に月を祭る習慣は周の時代に遡りますが、中秋節が正式に全国的な祝日と定められたのは唐の時代と言われます。

昔から中秋節になると、人々は故郷に帰り、家族全員揃って丸い食卓を囲み、月餅はもちろん、旬の果物や料理を食べたり、お酒を飲んだり、詩歌を興じたりして、家族団らんとなるこの日を楽しみます。月餅は団欒を象徴する意味があり、中秋節に不可欠な食べ物です。また、中秋節の一家団欒の食事をする際は、上海ガニも食卓に欠かせない一品となっています。ちょうど中秋節あたりで、上海ガニのシーズンとなります。人々は美味しいカニみそに舌鼓を打ちます。

また、月見のほか、各地で提灯祭り、山登りなど通じて中秋節のムードを盛り上げます。(キク)