大家好!(ダージャーハオ、皆さんこんにちは!)
北京の街を歩いていて特に印象に残るのが、新エネルギー車(NEV)の多さです。
NEVには、バッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)が含まれます。北京では、NEVは原則として緑色のナンバープレートを付けており、ガソリン車や一般的なハイブリッド車の青いナンバーと視覚的に区別しやすくなっています。
体感的には「半分くらいが緑色のナンバーではないか」と思うほどです。北京を走る車全体に占める割合とは別の数字ですが、中国全体では、2026年5月の国内自動車販売に占めるNEVの割合が61.7%に達し、過去最高を記録しました。
同月の車種別ランキングでも、上位の多くをNEVが占めました。また、2024年には、世界で販売されたEV、ここではBEVとPHEVの合計、の約65%を中国市場が占めました。
北京の街は、世界最大のNEV市場の変化を日常の風景として感じられる場所です。
日本でも2026年7月、BYDが軽BEV「RACCO(ラッコ)」を発売したことから、中国の自動車メーカーを身近に感じ始めた人も多いかもしれません。
しかし、本国である中国の自動車市場は、その規模も変化の速さも日本とは大きく異なります。日本では主要な乗用車メーカーが8社ほどであるのに対し、中国では一つのメーカーグループが複数のブランドを展開しています。数え方によって差がありますが、サブブランドや合弁ブランドなどを含めると、100を超えるブランドが競う巨大市場です。

(写真:4月、北京国際モーターショーで展示されたBYDの新型電池搭載車両)
メーカー、ブランド、サブブランド、合弁会社の区分が複雑なため、単純な比較はできません。それでも、激しい価格競争と技術競争の中で、中国の自動車業界が本格的な淘汰の時代を迎えていることは確かなようです。
この激しい国内競争を背景に、中国企業の技術開発も急速に進んでいます。2026年3月、BYDは深圳で第2世代ブレードバッテリーと超急速充電技術「FLASH Charging」を発表しました。
同社によると、通常環境では電池残量10%から97%まで9分、マイナス30度の環境でも20%から97%まで約12分で充電できるとしています。これには対応車両と最大1,500kWの専用充電器が必要ですが、中国企業の技術開発の速さを象徴する事例です。
