2013-05-10 ペンギンスキー倶楽部総会での新潟PR

ペンギンスキー倶楽部の総会が4月20日土曜日の午後2時過ぎ,ハルビン市南崗区のハルビン飛瀧国際商務酒店宴会場で始まった。新潟県と山形県の関係者が総会に招かれ,両地域を紹介するとともに会員らと交流を深めた。
同倶楽部は1991年に設立,20年以上の歴史があり,会員はハルビンを中心に大慶,牡丹江,チャムス,瀋陽,上海など各地の支部に所属し,総勢1,370人に及ぶ。総会は毎年行われている訳ではなく,今回が2年ぶり10回目。当日はおよそ120人の会員が参加した。劉昆会長の挨拶に続き,両県や新潟市からの説明。途中,お楽しみ抽選会を挟んだりし,PPTやDVDを使った紹介に会員も関心が高かったようだ。
新潟県からは県観光振興課 今井広域・観光室長や湯沢町観光協会 上村専務理事などが訪れ,新潟の四季,特に冬やスキーの魅力を伝えた。山形県ハルビン事務所の信坂所長は,冬は積雪が多すぎて閉鎖されていた月山スキー場が4月15日オープン,海岸からも近く7月になれば午前スキーを楽しみ,午後山から下り海水浴ができる稀なスキー場だと話すと会場はどよめいた。
その後は歌あり,ゲームあり,創作「ペンギンダンス」が披露されるなど和やかに会は進んだ。今年のスキーシーズンは終わり,倶楽部会員が今季訪れた韓国,日本,イランのスキー場で撮った写真をDVD編集したものが上映された。それを見ると,それぞれの地でスキーを楽しんだことは勿論,その地での食事や温泉,風景などアフタースキーで楽しかったことなどが彼らに思い出深いものとして残っていることが分かった。
新潟空港のハルビン線は,4月26日から週2便から週3便に増える。昨年秋以降,週4便から2便に減便になっていた。日本からの主な利用者は中国東北地方北部に向かう人,県内に限らず山形など近県や首都圏等の人々も含まれる。一方,中国からは黒龍江,吉林の人々が利用する路線。「生活路線」として定着しつつ,両国関係の影響を受けながらも一般観光の他,日本でスキーを楽しみたいという愛好家も今後増えていく可能性があると思った。(近藤)

今井 県広域・観光室長のPR

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総会に参加した会員たち

総会に参加した会員たち

歌あり踊りありのステージ

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