ハルビン市長と新潟市長がオンライン会談

(ハルビン人民政府HPより)

共産党委員会副書記、ハルビン市・孫喆(そんてつ)市長は8月7日、日本の新潟市・中原八一市長とオンラインで会談しました。

孫市長は以下のように述べました。「両市が感染症拡大防止の重要な時期に医療物資を送り合うことで、友好関係は更に強化されました。今後は両市の長所を活かしつつ、経済貿易、文化等の分野の交流と協力を更に強化し、それぞれの発展を促すことを期待しています。新潟市は自然資源に恵まれており、佐潟や福島潟などの湿地が『ラムサール条約』に登録されています。ハルビン市も完全な生態系を有する湿地を持っている世界有数の都市でもあることから、両市が今後、湿地資源の保護と開発に取り組み、先行事例等を学び合うとともに、多くの個人や団体が参加する湿地環境関連の交流プラットフォームを構築し、両市及び世界に貢献していくことを期待しています。日本は環境保全の大国であり、廃棄物の分別とリサイクルの面で豊富な経験を持っており、廃棄物処理の産業が形成されています。ごみ分別の面で双方で交流と協力を行いたいです。また、観光プロモーションを強化し、オンライン囲碁大会をはじめとするeスポーツ等のイベントを開催することを期待しています」。

中原市長は「感染症が確認された時期に、ハルビン市が新潟市に医療物資を送っていただき、困難に際して助け合う関係は大変心温まるものです。新潟市は現在、感染症対策を取ると同時に、経済の発展を推し進めています。ハルビン市と感染症対策を共有し、青少年間の文化交流を推進し、環境保全等の分野の協力を強化したいです。」と話しました。