大雨に見舞われた北京

暑い夏の北京に台風5号「トクスリ」の影響による極端な豪雨に見舞われたことで、洪水や地質災害が発生しました。報道によると、7月29日から8月2日にかけて、同期間の降水量は744.8ミリで、雨量計を使った記録を確認できるこの140年で最多の降水量を記録しました。豪雨の赤色警報で空港発着便に遅延や欠航も出て、列車も一部運休になりました。郊外のプレハブ住宅や車も川に流されたことが新聞で報道され、5万人以上避難したことが分かりました。市内にも影響を及ぼし博物館、公園など、ほとんど一時休館になり、市民に外出自粛、企業に出勤自粛も通知されました。東北地方に農作物被害、河北省の多くの書店倉庫も洪水に見舞われました。

内陸部の北京や河北省、東北各省が台風に襲われて,こんなに大きな被害が出て、本当に驚きました。いま各被災地も水害後の復旧作業を進めています。早く通常通りに復旧されることを祈ります。(ケイ)