北京の人気おしゃれスポット-亮馬河

北京市朝陽区にある亮馬河は、600年の歴史を持ち、明王朝の永楽時代にまでさかのぼることができます。「北京志」によると、永楽19年(1421年)に明の成祖が北京に遷都し、東埧を中心に御馬苑が建てられました。その後、この辺りは皇家牧馬場として、川で馬を洗ったことから亮馬河と名付けられたということです。

2020年6月にオープンした亮馬河国際風情水岸は総面積80万㎡に達しており、市民と観光客が訪れる人気のスポットになっています。整備された亮馬河国際風情水岸はきれいな自然に囲まれ、国際交流、生活レジャー、商業が盛んな人気エリアです。ドイツ、アメリカ、日本大使館などが集まる「使館区」も亮馬河畔に位置し、異国情緒があふれています。昼間の亮馬河は優しく静かで、賑やかに感じないかもしれませんが、川沿いにある18㎞の遊歩道をジョギングしたり散策したり、河でカヌーやオールボードなどをすることができます。夜は遊覧船に乗って両岸の夜の景色を鑑賞し、イルミネーションを楽しむことができます。亮馬河はまさに市民の「憩いの川」となっています。(キク)