昨年度、出展を予定してコロナ禍で延期された旅行博覧会に参加してきました。どちらも驚かされたのは、まず中国各地からの誘客プロモーションブースが見事なまでに豪華であることです。各省・自治体やホテル、航空会社が何百万円もするような巨大ブースを建設し、大型スピーカーやモニター、地元の踊りやショーを披露するなど、費用と手間をかけて誘客活動をしていました。
もうひとつ気づいたことは、市民や旅行関係者が熱心に情報収集をしていたことです。一般来場者はもとより旅行関係者からのアプローチも多く、コロナ禍で3年間往来が途絶えたことにより、日本の最新情報や日本の旅行業界や施設側との関係が途切れてしまったことを受けて、日本側との関係再構築に向けて業界が動き出しているように感じました。この出会いを活かせるようにフォローアップしていきます。(荒井)