通州運河森林公園で運河の魅力を感じよう

国慶節連休に北京東部最大の公園「通州運河森林公園」のサイクリングコースに自転車で行ってきました。
通州運河は、古代京杭大運河の一部として、中国の南北の水運の重要な位置を占めていました。この運河は一千五百年余り前の隋朝ごろに、杭州から北京まで人工的に掘られたものです。
現在は運河として使われていないですが、近年、改造され、元々あった生態公園に基づいて更に拡張し、運河沿いに森林公園が造られました。植生が生い茂っていて、公園を貫くジョギングコースやサイクリングコースが整備され、水運埠頭では観光船に乗って運河の景色を楽しむこともできますし、運河博物館、コンサートホール、スポーツトレーニング場もあり、市民のレジャー施設として利用されています。最近、人気上昇中のアウトドアスポーツのスタンドアップパドルボード競技もこの運河で開催されました。
歴史的な運河が今は別の形で活気づいていて、いいなぁと思いました。(ケイ)