2016-12-02 2016中国国際福祉博覧会へ出展支援

 10月17日(月)から19日(水)の3日間、北京市中国国際展覧センターにて2016中国国際福祉博覧会が開催され、公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)が設置した新潟ブースに新潟県内の4企業が出展しました。新潟市北京事務所はNICOのブース運営の支援とともに、出展企業の通訳として支援をさせていただきました。

越後工業株式会社の車輪が開く画期的な車椅子「輪助(わすけ)」を社長自ら場者に紹介。こだわり抜いた「世界一高い」車椅子は多くの方々の注目を集めました。

越後工業株式会社の車輪が開く画期的な車椅子「輪助(わすけ)」を社長自ら場者に紹介。こだわり抜いた「世界一高い」車椅子は多くの方々の注目を集めました。

 乳幼児や高齢者、身体などに障がいを持つ方々を対象とした展示ブースが数多く立ち並びました。食品、乳幼児向け遊具、補聴器、杖、義肢装具、介護補助用具などの展示物の中、特に多くの企業が展示していたものが車椅子です。会場には業界関係者だけでなく、一般来場者として車椅子の方々も多く来場しました。

現在、中国の福祉分野では、高齢者人口、特に介護高齢者人口の増加が大きな問題となっています。中国国務院老齢工作委員会の予測によると、中国で介護を必要とする高齢者は2020年には4,200万人に達するとのこと。これに対処していくための高齢者産業の発展が今後進んでいくことが見込まれます。(大泉)