山東省の省都・済南市にある済南大学へ、9月3日、新潟から留学生がやってきました。新潟市と済南市が続ける友好交流が縁で、新潟市は平成26(2014)年から市民留学生を済南大学へ派遣しています。
私たちは今回、新潟から来た留学生のお出迎えや、中国で生活を始めるための初期準備のお手伝いをさせていただきました。北京などの大都市とは異なり、日本人留学生は多くありません。留学生にとっては心細い生活となりますが、その一方で、こうした環境は語学力を磨く大きなチャンスです。
一人のアフリカからの留学生が、流ちょうな中国語で入学手続きの案内をしてくれました。母国での学習経験もなく、漢字圏でもない国からの留学生が、これほどまでの中国語をたったの1年半で身に着けたとのこと。その努力に大きな刺激を受けました。
皆さんの済南大学での留学生活が充実したものとなるよう、引き続き北京から支援をしていきます。(大泉)