新潟市の友好都市ハルビンにあるペンギンスキー倶楽部の総会が4月12日の午後、市内の飛瀧国際商務酒店の宴会場で開かれました。
当スキー倶楽部は1991年設立し、会員は千数百人という歴史あるスキー愛好家の団体です。年に一度の総会に今年も招かれ、参加しました。
劉昆会長のあいさつ、会員の子供による踊りで総会が始まり、その後は抽選会と来賓のあいさつ、PRが交互に行われ会場は華やいだ雰囲気に。スキーウエア、Tシャツ、日本酒等が協賛団体などにより景品として提供され、この日一番の注目を浴びたのはマウンテンバイクの抽選の時でした。また途中、今年発足した倶楽部の舞踊団が日ごろの練習の成果を披露しました。
ペンギンスキー倶楽部は今シーズンも韓国、イラン、カナダなどへツアーを組み、海外でのスキーを楽しみました。2月には新潟県と山形県内のスキー場に20数名が来ています。
総会に招かれた新潟県、山形県、新潟市の在中国駐在員からそれぞれ観光やスキーのPRが行われましたが、今年初めてカナダのアルバータ州旅游局関係者が北京から参加し映像などでスキーや当地の観光資源を紹介、雄大な風景の中で滑るスキーやスノーボードに多くの人が見入っていました。ペンギンスキー倶楽部の活動も年々広がっていることを感じます。
年1、2回は海外でスキーを楽しむという牡丹江から参加した会員は、今月中旬にオープンする山形県の月山スキー場に関心を示し、早速山形県ハルビン事務所長に問合せをしていました。ハルビン市内の旅行社総経理は時差の影響がほとんどない日本でのスキーや観光を評価するとともに、両地域間の一層の往来促進に期待していました。
新潟-ハルビン線を利用し、スキーに限らず多くの分野で交流が深まることを願って、会場を後にしました。(近藤)