2012-09-26 第8回中国延吉・図們江地域国際投資貿易商談会に出展

第8回中国延吉・図們江地域国際投資貿易商談会が9月2日から4日吉林省延辺朝鮮族自治州(以下延辺州)延吉市の延吉国際コンベンションセンターで開催されました。報道によると、今回の商談会ではブース数は300余り、主に特産食品、医薬、衣類など8つの展示エリアが設けられ、8000人余りの来場者があったとのこと。新潟市からは市内企業3社が出展し、会期中自社商品を積極的に売り込み、現地バイヤーとの商談を行いました。
延辺州はロシア、北朝鮮と国境を接しており、対北朝鮮、韓国、ロシアとの経済貿易において地理的優位性を持っています。延吉市は延辺州の州都で、人口約50万人、中国国内では特別大きい都市ではないですが、市内スーパーやデパートには多くの韓国製品が並んでおり、また海産物や農産物などは北朝鮮からのものも多く見られ、品数や品種は他の同レベルの地方都市と比べて豊富で、周辺国との経済交流が非常に活発であることを示しています。
このような延辺の地理的優位性に着目しているのは新潟だけではなく、秋田県や鳥取市といった日本海側の自治体も県・市内企業と共に今回の商談会に出展し、県・市産品のPRや販路開拓に力を入れていました。(笠原)

展示会場入り口:ハングルと中国語が 併記されているのが印象的

展示会場入り口:ハングルと中国語が
併記されているのが印象的

会場を視察する新潟県副知事訪問団

会場を視察する新潟県副知事訪問団