2012-08-21 第31回ハルビンの夏音楽会に「新潟下駄総踊り」が参加

8月6日から15日まで,新潟市の友好都市ハルビン市(黒龍江省)で「第31回ハルビンの夏音楽会」が盛大に開催されました。ハルビンは「文化・音楽の都」として各種文化イベントの開催に力を入れており,この音楽会もそのイベントの一つ。世界各国から約4000人もの音楽団体・関係者が参加し,異国情緒あふれる国際都市ハルビンが歌と踊りと音楽一色に包まれました。今回,新潟市もハルビン市政府から招待を受け,新潟-ハルビン航空路線利用促進事業の一環としてハルビンで新潟の魅力をPRするために,「新潟下駄総踊り」の一団と共に同イベントに参加しました。
初日はハルビン市少年宮で開催された「アジア舞踊専門特別上演会」で,万代太鼓,笛,新潟樽砧の勇壮な伴奏のもと,「新潟下駄総踊り」が躍動感あふれる踊りを披露。2日目はハルビンの観光名所である中央大街で行われたパレードに参加,約1.5kmの通りを練り歩き,多くのハルビン市民の目を楽しませました。そして最終日はハルビン市の「ライラック芸術団」を訪問し,双方とも10代~20代の青少年を中心とし,言葉は通じないものの,踊りや楽器を互いに教え合うことですぐに打ち解けることができました。
中国が経済発展している中,日中交流の中でも特に経済分野に注目が集まりがちですが,今回のようにお互いの文化を理解し,尊重し合う文化交流や青少年交流が非常に重要であることを改めて認識しました。今回のイベントを通して,多くのハルビン市民が新潟の魅力を理解してくれたことと思います。(笠原)

躍動感あふれる踊り

躍動感あふれる踊り

中央大街でのパレード

中央大街でのパレード

万代太鼓の打ち方を教わる 「ライラック芸術団」の団員

万代太鼓の打ち方を教わる「ライラック芸術団」の団員

「ライラック芸術団」と一緒に踊る

「ライラック芸術団」と一緒に踊る