新潟市北京事務所 新職員 邢 雪蛟(けい せつこう)

昨年11月末に新潟市北京事務所に入所しました邢雪蛟と申します。これからよろしくお願いいたします。

北海道教育大学で環境教育を勉強して、研究室の「森の学校」というプロジェクトに3年間携わったことがありました。年に5回、釧路にいる小学生たちを集めて、森の中に遊びに連れて行きます。体験活動を通して子どもたちに森の魅力を伝え、環境を大切にする意識を身につけさせることが目的でした。勉強している間に北海道川上郡標茶町(しべちゃちょう)観光協会で、釧路駅から標茶駅まで冬限定のSL湿原号に乗車したお客様に、標茶駅周辺の観光スポットや施設を案内し、中華系のお客様のための通訳や翻訳の仕事を3年間、アルバイトとして経験しました。

日本にいた頃、アルバイトや仕事でたくさんの人に地域の魅力を伝えることを業務として参りました。その中で、私は常に地域の魅力を新しく発見して、その喜びと楽しさを多くの人々に伝え、満足していただくことでやりがいを感じることができました。

私は観光地の情報収集、リサーチすることがとても好きです。新潟市の観光スポットを検索した際、有名なお米とお酒だけではなく、魅力的なスポットがたくさんあることを発見しました。例えば、春には日本一の大河「信濃川」に架かる萬代橋から満開の桜を眺められますし、熱い夏には、海水浴場で泳いだり、涼しい「水族館マリンピア日本海」で日本海側の水生生物を観察したり、「北方文化博物館」で大広間から日本庭園の美しさを観賞できます。あるいは「鳥屋野潟」でカヤックに乗ったり、「白根グレープガーデン」で季節に応じた様々な果物狩りができますが、中国の人々にはまだまだ知られていないと思います。

新潟にはまだ行ったことがないですが、新潟は自然資源が豊かで、いつ行っても楽しめることがあり、温泉もたくさんあり、食べ物も美味しいし、ゆっくり観光スポットを巡ることもできますし、アウトドア派の人にも向いている町だと感じました。

これから私の強みと経験を生かし、中国の旅行会社等と連携し、新潟市の良さを広め、より多くの中国人に新潟市に行きたいなと思ってもらえれば、仕事のやりがいをとても感じますので、全力で新潟市と中国の交流事業に貢献して行きたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。