失われた5月

4月末から、北京市で新型コロナウイルスの感染者が増加していた傾向があり、感染症の伝播リスクを引き下げるため、5月に入ってから、北京市もいろいろ対策を打ちました。例えば、北京市内の飲食業は店内飲食を一時的に停止し、持ち帰り・デリバリーサービスに切り替えることになり、感染者が多い中心部の朝陽区を対象に、在宅勤務の徹底を求めたうえで、住民の生活と関係のない企業には休業を求め、さらに、住民には必要がないかぎり、朝陽区から出ないよう呼びかけていました。地下鉄や路線バスもダイヤを一部削減し、運行制限されました。公園も一部閉鎖されました。

そして、PCR検査も常態化が要求され、地下鉄、バスに乗る際、どこに行っても、健康コードアプリをチェックされるようになり、48時間以内のPCR検査陰性証明の提示を義務付けられ、二日に一度のPCR検査が日常になりました。但し、住民たちは住宅から歩いて15分範囲内にPCR検査スポットを設立され、費用も無料になりました。
端午節の連休後、朝陽区も通常勤務が認められ、飲食店もようやく店内での食事が再開されました。しばらく会ってない友達を誘って、焼き肉でも食べに行きたいな~