11月15日(火)から16日(水)の2日間、新潟市主催の観光プロモーションが香港にて行われました。プロモーションには、木村勇一副市長や新潟県内の多くの旅行関係企業が参加し、オール新潟でPRに臨みました。
11月15日は旅行社訪問、16日は「新潟酒・食ツーリズム商談会」と題した観光商談会が行われました。
香港の訪日観光業界は成熟期に入り、訪日観光客の8割がリピーター、5割以上が4回以上も日本を訪れているそうです。東京、京都、大阪といった日本の主要都市をすでに旅行し終えた観光客をいかに呼び込めるかが、各地方都市の喫緊の課題となっています。
今やインターネットで旅行情報を手に入れ、自分で飛行機やホテルを手配できる時代です。かつて旅行の定番であった団体旅行が個人旅行へ取って代わられている中、各旅行社は差別化を図りながら、より魅力的な商品で顧客を集客しようとしています。
新潟が観光客にとっても旅行社にとっても、次なる新たな目的地となるよう、関係各所が努力を続けています。
「新潟酒・食ツーリズム商談会」と同日、同会場にて新潟県酒造組合主催で開催された「Niigata Sake Festival」(ミニ酒の陣)には、20代から40代を中心とした若者400名余りが来場し、大変な賑わいを見せていました。開催は今年で4回目を迎え、年々来場者数が増えているとのこと。やはり、新潟自慢の「酒」、そして「食」が多くの観光客を呼び寄せる重要なコンテンツとなりそうです。(大泉)