大会関連イベントは、コロナの影響で開催条件が限定されているせいか、街を歩いていても機運の盛り上がりをあまり実感することはできません。しかし、開催前から多くのCM・広告等で起用されているフリースタイルスキー(女子ビッグエア)競技の人気女性選手 谷愛凌(アイリーン・グー)さんの金メダル獲得等もあり、テレビ、SNS、店内で中継している飲食店等ではかなり盛り上がりを見せているようです。
この選手はお父さんが米国人、お母さんが中国人(北京出身)のハーフで、流暢に英語、中国語の二か国語で答えるインタビューは、競技パフォーマンス同様圧巻です。
また、北京冬季五輪の公式マスコット「ビンドゥンドゥン」が大人気で、公式グッズを販売している店舗では、グッズを求めるお客で常に長蛇の列、品薄状態や売り切れ状態が続いているということです。中国では2月6日まで一週間春節休暇にあり、各地の製造工場が停止していたところ、追加発注が相次ぎ、帰省した従業員を急遽復帰させるため航空券を工場側が購入するという異例の対応をとったケースもあるとのことです。
今大会では、近畿日本ツーリスト北京支店にご尽力をいただき、日本選手団向けに新潟の魚沼産米が100㎏納品されました。今後、スノーボードの平野選手他新潟出身の選手にも注目していきたいと思います。(池田)