23年12月に北京事務所に入職しました範青々と申します。よろしくお願いします。私はいま北京に住んでいますが、故郷は江蘇省南通市如皋市です。
中国では、4種類の市が存在し、中央直轄市が4か所、副省級市・地級市が合わせて293か所、県級市が366か所あります。
中央直轄市は、北京市、上海市、天津市、重慶市の4か所です。
副省級市は、以前は計画市と呼ばれ、現在、広州、ハルビン、成都、南京、西安などすべての省都のほか、深圳、大連、青島、厦門、寧波も副省級市です。
地級市と副省級市は中国の地方行政区の第二級であり、県級市は中国の地方行政区の第三級です。行政管轄からいうと、江蘇省は省級で、南通市は江蘇省を管轄する地級市であり、如皋市は南通市に属する県級市です。
南通市は中国東部、江蘇省南東部に位置し、長江デルタの中心都市であり、面積は8,001平方キロメートルで、人口は約775万人です。(新潟市と面積人口ともに約10倍)南通市は「中国近代最初の都市」として知られ、軽工業が発達しており、今でも織物を買うとなると、まず思い浮かぶのは南通製品と言われています。上海都市圏の玄関口でもあり、上海から車で約1時間40分ほど、高速列車は1日に30便以上あり、所要時間は1時間10分から1時間48分までで大変便利です。
如皋市は長江デルタの北に位置し、世界長寿の故郷と呼ばれています。如皋市民政局の最新統計によると、2021年1月1日現在如皋市の100歳以上の高齢者は525人に達し、過去最高となりました。如皋市は湿度が低く、食生活は油が少なく、あっさりした食事が中心であるため、長寿の故郷になったそうです。私の祖母は今年86歳ですが、もっと長生きしてほしいと思っています。(ハン)