2012-11-19 北京にアジア最大のアップル旗艦店がオープン

10月20日(土)に北京市東城区の繁華街、王府井に北京市内3店目となる米アップル社の販売店「アップルストア」が開店しました。同店は王府井大街と金魚胡同が交差するショッピングセンター新東安広場の中にあり、アジアでは最大規模の旗艦店とのこと。オープン初日、開店時間の9時30分に合わせ多くの市民が店に詰めかけ、店の前は長蛇の列となっていました。店舗は4フロアからなり、フロア中央にガラスの螺旋階段がつきぬけ、店内は同社の特徴でもあるミニマムでシンプル、機能的かつリラックスできる設計になっていました。
アップル社といえばアイフォンが有名ですが、中国でも日本同様従来型の携帯電話に代わりスマートフォンの普及が急速に進んでいます。現在中国には約10億人の携帯電話ユーザーがいると言われ、そんな中、従来型携帯からスマートフォンへの買い替え・新規購入が進んでおり、2012年には中国はアメリカを抜いて世界最大のスマートフォン市場になるとの見通しです。この巨大な市場を制覇すべく、アップルやサムソンといった海外メーカーだけでなく、中国国内の新興メーカーも参入し、激しいシェア争いを繰り広げている状態です。中国国内メーカーのものでは1000元(約1万2400円)台で購入できる低価格スマートフォンもあります。中国は国土も人口も巨大なため、市場が日本に比べ均質的ではなく、消費者の趣味・嗜好、価格意識など様々であるうえに、その様々な消費者に対応した市場一つ一つのボリュームが大きいです。実際、地下鉄などに乗ると日本以上にスマートフォンは普及しており、様々な機種を目撃します。また、北京市中心部では無料のwifiスポットが日本より充実しており、スマートフォンやタブレット端末でいつでも気軽にインターネットにアクセスすることができ、大変便利です。(笠原)

中央のガラスの螺旋階段

中央のガラスの螺旋階段

アップルストア外観

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ipadコーナーが人気

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