11月15日、16日の2日間、山東省青島市のAEON東部店1階特設イベントスペースで、「青島ジャパンデイ 2014」が開催され、新潟市は新潟県とともに出展した。
これは日本文化や日本商品の体験、訪日観光旅行の促進等を目的に、在青島日本国総領事館、日本貿易振興機構(JETRO)青島代表処、青島日本人会などが主催したイベントで、当日は青島経済技術開発区で米菓を生産している青島亀田食品有限公司などの日系企業や地方自治体など合わせて20社・団体が出展し、来場者に自社製品や地域の魅力を紹介した。当事務所は青島市内の旅行社の協力を得て、新潟を含む旅行コース(5泊6日で東京・新潟を含む個人旅行プラン)とともに新潟をPRした。旅行プランの料金は約7000元(本日のレートで日本円で約13万5千円)からと、少々高額なのではという感覚で臨んだが、来場者の多くはプランへ興味を示すとともに、個人観光ビザの取得が大変難しいという点で意見が一致していた。折しもAPECで安倍首相が中国人へのビザ発給要件の緩和について言及したこともあり、現在の中国ではビザの発給要件の動向が訪日旅行に関する大きな関心事となっている。(畑)