6月になると、北京の気温が一気に上がって、暑くなりました。その暑い日に不可欠な物はやはりフルーツですね。スイカ、ライチ、サクランボ、パイナップル、ドラゴンフルーツなどどちらも旬物ですが、6月と言えば私にとってヤマモモの季節ですね。ヤマモモはあまり日本で見かけませんが、北京では1カゴ400グラム入りで30元(約587円)でした。産地は江蘇省、浙江省、雲南省、福建省、広東省など中国の南部に幅広く栽培されています。その中で、浙江省の仙居県産の「東魁(ドンクイ)」という名づけのヤマモモが一番有名で、甘さが高く、実が大きく、品質がいいそうです。
ヤマモモはとてもジューシーで、甘酸っぱさにたまらなくなります。ビタミンたっぷりで、食欲のない夏には最適な果物です。ヤマモモ酒、ヤマモモ干し、ジュース、ジャムなど商品も豊富です。今度、中国に来る時、見かけたら、是非召し上がってください。(ケイ)