1月中旬に入ると、北京の街はその性格を変えます。風は鋭さを増し、水は張りつめ、湖面は一夜にして氷に覆われます。生まれ育ちの北京っ子にとって、これは寒さではなく、屋外でのスケート季節の訪れです。北京の冬に一度も氷上を滑らなければ、何か物足りなさを感じます。北京の人々は昔から「冬に氷を見ないと、心が落ち着かない」と言い続けてきました。
北京市内十数カ所の公園のアイスリンクの開放期間は、1月半ばから2月の頭までわずか20日間ぐらいです。その中で、最大規模を誇る天然のアイスリンクは頤和園の昆明湖に位置し、今年開放されたエリアは16万平方メートルです。氷上アトラクションとしては、1人乗りそり、2人乗りそり、氷上自転車、氷の滑り台、電動犬ぞり、電動氷上バンパーカーなどが設けられています。
アイスリンクはまるで小さな社交の舞台で、毎日あらゆる年齢層が入り交じる生き生きとした光景が繰り広げられます。子供たちはそりに乗り、透き通った笑い声が絶え間なく氷面に響き渡ります。若者たちは活気にあふれ、氷の上を駆け回りながら、様々な高度な技に挑戦し、興奮した歓声を上げています。中年層は家族や友人単位で行動し、子供を乗せたそりを押したり、グループで滑ったりして、スポーツを通じて青春の情熱を再び味わっています。年配者はよりゆったりと構え、伝統的なスケートの技をきちんと披露する人もいれば、氷上そりに座って冬の暖かい日差しを浴びながら、時折近くの若者を指導しています。こうして、年齢の違いが氷の上で不思議に埋められています。
もちろん、アイスリンクの最も魅力的な点は、自然と生まれる自発的な交流です。初心者がよろめけば誰かが手を差し伸べ、そりが動かなくなれば周りの人々が力を合わせて押してあげます。多人数乗りそりリレーはまさに注目を浴びる存在です。熱意あふれる声かけ一つで、あっという間に遊びのチームが結成され、皆が力を合わせて滑走します。このような見知らぬ人同士がスケートを通じて助け合う場面はアイスリンクでの特別な風景です。
休みがあるとき、時間を見つけて家族や友達を誘い、アイスリンクへ出かけて一滑りしてみませんか。ただ年に一度、氷の上でこの街が冬に奏でる音に耳を傾けるために。(キク)

