恒例となった日中友好成人式が1月11日,北京にある日本大使館ホールで開かれ,およそ180名の若人が参加しました。主催者は日本大使館と北京日本人留学生社団,北京日本人会の三者。中心となったのは,各大学の留学生会の集まり留学生社団の皆さんで,今年のテーマは「未来へつなぐ日中交流」でした。
木寺昌人大使や北京市人民対外友好協会 馬恵麗副部長などの挨拶,新成人代表の挨拶,記念スライドショー,鏡開きに続き,ダンス,書き初め,合唱等がステージ上で披露されました。日中の新成人の門出を祝う,賑やかな元気あふれるアトラクションや歌により,会場は手拍子と熱気に包まれました。
式も終わりに近づいた頃,スペシャルゲストとして俳優矢野浩二さんが会場に現れ,大きな拍手で迎えられました。「これまで多くの人に助けられた。これまでいつも人を大切にしてきたが,これからもそうしていきたい」と熱っぽく新成人に語りかけ,その言葉は中国で活躍する矢野さんから若い人たちに贈る,まさにエール。
当日の受付け,司会,運営全般は勿論,事前の準備,スポンサー集めなど数か月前から成人式実行委員会の学生たちは奔走。第4回となる今年の成人式,先輩から後輩へと受継がれてきた伝統行事だからこそ,一所懸命になれるのではないかと思いました。
当事務所は横浜市,仙台市などとともに事務所で作成した新潟PRグッズを記念品の一つとして新成人に配布しました。(近藤)